unset

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コマンド名

unset -変数を削除します。

構文

unset ?-nocomplain? ?--? ?name name name ...?

解説

本コマンドは一つ以上の変数を削除します。各name setコマンドで使用できる各種の変数名です。name が配列の要素を参照する場合、この配列要素は配列の残りに影響を及ぼさずに削除されます。name がインデックスなしの配列名の場合、配列全体が削除されます。unset コマンドの戻り値は空の文字列です。-nocomplainが最初の引数として指定された場合、可能なあらゆるエラーが制御されます。変数名から曖昧さを解消するためには、このオプションを省略したほうがよいです。オプション「--」はオプションの終りを示します。オプション名と同じ変数名を削除したい場合、このオプションを使います。エラーが発生する場合、エラーの原因となる変数以降のあらゆる変数は削除されません。指定された変数が存在しないとエラーが発生します。また変数名は配列要素を参照して変数がスカラである場合や、nameが実在しないnamespaceにおける変数を参照している場合もエラーとなります。

参照

set, trace

キーワード

remove, variable


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