1. 流量モデル作成
  2. 汚水・雨水流量計算
  3. 計算書出力
  4. 色分表示
  5. 満管検索(雨水)
  6. その他の機能
  7. 流量計算フロー
  8. 価格のご案内

雨水汚水流量計算プラグイン ─ GAU_Ryu

雨水汚水流量計算プラグインGAU_Ryuは、GAUGE Web下水道管理システムのプラグインです。

下水道台帳データから、流量モデルを自動で作成します。計算結果について、計算書(Excel出力)や色分図等で評価が行えます。

流量モデル作成

台帳データ変換

下水道台帳データが整備されている場合は、自動変換機能により流量モデルを作成することが可能です。
インポートは、対象範囲内の管渠を排除区分・処理区・処理分区・路線番号(未入力時は施設番号)でグルーピングし、1流量モデルとして作成します。そのグループのネットワークから上下流の人孔情報を得ます。

作図機能

台帳データが存在しない場合や新設などのシミュレーションを行うためにモデルの作図が行えます。作図データは自動変換モデルと同様の扱いとなります。
また、作図図形の位置や路線情報より、管渠情報をインポートする機能もあります。

モデル変換レポート

対象の管路でありながら、モデルへ変換が行えなかったオブジェクトはリストされます。
修正を行わない場合は、別ネットワークとして計算されます。

汚水・雨水流量計算

計算条件の設定

各モデルに対する条件設定のほか、流量計算式(マニング式/クッター式)や単位面積など計算実行ごとに変更できる項目もあります。実流量(使用水量)を利用した汚水流量計算を行う場合には、時間係数などの設定も行えます。

雨水

雨水の流出量は合理式により算定しており、その設定も行えます。

汚水

口排水量を流量計算に用いるために、点投入の設定が行えます。排水量の加算を行う流量モデルを指示して作図し、排水量属性を与えます。

計算

口範囲(処理分区等)を限定して、流量計算を行います。流量計算の結果は、各属性に反映されます。

計算書出力

流量計算後、計算書をdBASE IV(.dbf)に出力することができます。Microsoft Excelなどで参照することができます。
※バージョンによりご覧いただけない場合があります

色分表示

計算結果は、集計や色分け図作成など基本機能により評価が行えます。また、モデルの線幅をダイナミックに変更し、広範囲での印刷等の表示調整が行えます。

■満管に対する流量比
■設計に対する余裕率

満管検索(雨水)

降雨強度式を満管の流量モデルが算出されるまで順に実行します。満管となった流量モデルのうち最も早いものを選択します。

その他の機能

管路情報の取得

流量モデルの作図において、作図図形の座標から、路線番号や管渠構造などの管路情報を取得することができます。

排水区割の作図

排水区割は基本機能から作図が行えます。流量モデルと対応させるためには、排除区分・処理区・処理分区(雨水は排水区)・路線番号が必要です。

排水区割の作図

作図後の排水面積は図形情報から設定されています。属性ウィンドウから、現在値(形状から算出された面積)が得られます。
また、更新時に、路線番号などで対応する流量モデルが検索された場合に、モデルに面積を反映するかどうかを選択します。

加重平均の算出

雨水の区割の場合、加重平均値をモデルに反映できます。また、面積と加重の合計値のチェックも更新時に行います。

流量計算フロー

1.台帳データをロード

台帳データが無い場合は2項からです。

2.台帳データより流量モデルを作成

作図または台帳データから自動生成

3.排水区割情報の設定

区割の作成または流量モデルに条件設定

4.流量計算条件の設定

汚水流量計算 汚水量の設定が必要です。

5.流量計算の実行

データチェックが行われてから、計算が実行されます。

6.図形更新

計算結果は、自動的に各モデルに反映されます。

7.評価・出力

色分け表示などで、計算結果がマップ上で確認できます。
計算結果をファイル出力(dBASE)することもできます。

価格のご案内

価格

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